スクワット、それはキングオブトレーニングと呼ばれるトレーニングの王様。。。。
スクワットってとても難しいですよね。
皆さんもこんな経験ありませんか?
初めてやってみたとき、「太もも以外効かないんですけど」「教科書に大殿筋(お尻の筋肉)も効くって書いてるけど」というようなことをなんど思ったことか。
教科書ではないにしろ、トレーナーにお尻に効くからと言われたり、SNSでそう書いてあったり。でもなんでかお尻より太ももの方が疲れる。
そりゃそうなんです。だって太ももも効くトレーニングだから。でも、やり方次第では、お尻も太ももも両方使うやり方があるんです。
ポイントはいくつかあるんですが、今回は一つ簡単なポイントを紹介したいと思います。
それは目線を下げるです。
どういうことか説明していきましょう。
皆さんはスクワットをする時、どこを見ていますか?自分のフォームを確認しようとするあまり、正面にある鏡を見ていませんか?
この鏡を見る行為が、お尻をうまく使えなくしている原因になっているかもしれないんです。
スクワットをする時、自分の体やバーベルなどの重りをコントロールしながらしゃがんでいきますよね。その時に下半身は、太ももやお尻などの筋肉が働きます。上半身は、背中やお腹など体幹の筋肉が、上半身がぶれないように働きます。
そこで、鏡を見ながらしゃがむことで、目線が胴体に対して上がっていきます。そうすると上半身がぶれないようにと働いていたお腹の筋肉が抜けやすくなります。※これは特にトレーニング初心者の方によく見られる現象で、上級者の方はこのお腹の筋肉を抜かずに目線を上げられる人もたくさんいます。
しかし、まだトレーニング初心者の方は思い返してみてください。鏡見てませんか?私は実際、かなり鏡を見ていました。
お腹の筋肉が抜けると、、、
お腹の筋肉の力が抜けることで→しゃがみながら目線が上がり→股関節がうまく曲がらず→腰が反りすぎ→腰に力が入り→それを支えるために太ももに力が入ります。お尻の筋肉は股関節を跨いでついているため、働かせるためには股関節の動きが不可欠です。
しかし、上記の動きでスクワットをすると全くほとんどお尻の筋肉は働かないまま、太ももや腰だけが疲れるというわけです。
皆さんは思い当たることはありませんか?
もし、トレーニング初心者でスクワットをしてもお尻の筋肉にいまいち効かないという人は、フォームを見れないのは怖いかもしれませんが、勇気をもって一度目線を下げてみてください。
そして、自分の体の動きの違いを感じてみてください。
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