靴、きちんと選べてる?パーソナルトレーナーが見る、身体づくりと靴選び。(サイズ編)

この記事が、少しでも身体づくりにおいて、皆さんが日常で履く靴の選び方の一助になればと思います。

皆さんは日常で履いている靴のサイズを、どのように選んでいますか?この靴のサイズ選びが、上手にできていないと身体づくりに支障をきたしてしまうかもしれません。

少し私の経験談をお話しします。

私は学生時代、サッカーを部活動でやっていました。サッカーは道具として、足の裏に突起のついたシューズを使用します。すごく激しくも、繊細な技術が求められるスポーツなので、私がサッカーシューズを選ぶ際は、なるべく足にぴったり合うもの、特に少しきつめなものを選んできました。

そんな癖がついてしまった結果、サッカーシューズ以外の靴も、少しきつめなものを選びがちになり、足に負担をかけていることに気づきませんでした。

気づいたのは身体への不調を感じたときでした。どんな不調があったかというと、

わかりやすかったのは左足が外反母趾気味になってきたこと、両足の小指の爪が分裂してきたことでした。これは、つま先が前と横から圧迫され続けていたことによるものでした。足と靴に遊びが無さ過ぎたのです。

皆さんはどうでしょうか。同じような経験がある方もいるかもですね。

こういった不調はほんの一部に過ぎません。ここからは、身体づくりにおいて靴のサイズがどのように影響してくるのかをさらに見ていきます。

例えば、私のように少しきつめのサイズの靴を選び履き続けたとしましょう。

足の指はどんどん中央に寄り、開きづらくなります。また、指先は伸び切らず少し曲がった状態が続き、足の裏の筋肉の伸縮がなくなってきます。それによって、足の裏の筋肉が固くなったり、弱くなったりしていきます。こうなってくると土踏まずが落ちてきて偏平足になったりします。

以上のことが起こってくると、下半身全体に影響が出て、XO脚やO脚といったまっすぐに立てていない脚になってしまう恐れもあります。

反対にぶかぶかの靴を履き続けると、靴が遊びすぎないように指を折り曲げて、靴を押さえることになりこれもまた足の裏を固くしていきます。また、大きすぎる靴は重たくもなってくるので、足首に通常以上に負荷が乗ります。そうなると足首がどんどん固くなり、足首の役割を膝が受け持つため膝の痛みなどに繋がります。

このように様々な不調が靴のサイズを間違えるだけでも出てきます。こんな不調が出た状態で、身体づくりのためにハードなトレーニングを始めたら、どんなことになるでしょうか。

もしかしたら、どこか痛みが出てきたりするかもしれませんし、脚を細くしようとしても太くなってしまうかもしれません。

パーソナルトレーナーの私としては、身体づくりのためにトレーニングを始めるのと一緒に、靴のサイズがちゃんと選べているか確認してみてください。

選び方としては。。。

・靴の横側や上下から足が圧迫されていないか。・足と靴の踵を合わせた状態で、爪先と靴の間に余裕があるか。・親指と小指の付け根の部分が靴に横側から圧迫されていないか。・土ふまずは適度に合っているか。・くるぶしに靴の履き口が当たっていないか。・履き口が浅く靴が脱げやすくないか。・足と靴の踵のカーブの形状はフィットしているか。

改めて靴のサイズを見直してみてください。

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