以前、巻き肩と胸椎の関係について書きました。今回は巻き肩と二の腕について書いていきます。
今回は結論から先にお伝えしますが、巻き肩を放置すると二の腕はたるみやすくなります。
その理由について書いていきましょう。
二の腕は、筋肉が適切に使える状態にあり、適切に収縮・伸長運動を行えば締まります。反対の状態にあればたるみやすくなります。
この反対の状態とは具体的にどんな状態なのか。
二の腕の筋肉は肩関節から肘にかけて付いてきます。ということは、二の腕の筋肉を動かそうとするならば、肩が安定した状態で肘を動かさなければなりません。その肩が不安定な状態が二の腕のたるみやすい状態となるわけです。
これが巻き肩を放置すると二の腕がたるむということなんです。
巻き肩というのは肩関節を形成する上腕骨が、通常よりも体の前に逸脱した状態です。通常よりも圧倒的に不安定な肩となっているのです。
例えば、巻き肩の状態で二の腕のトレーニングをしたとしましょう。下のようなトレーニングですね。
巻き肩=肩は不安定なので、肩が前に逸脱していきます。そうすると、二の腕筋肉は働きづらくなかなか効きません。そうなると二の腕よりも肩の筋肉が疲れたり、肘を壊したりする可能性が高くなるでしょう。そして、二の腕が効きづらいからと、ウェイトを重くしてしまうかもしれません。そうなるとかえって二の腕が肥大しすぎてしまい、二の腕を引き締めようと思ってトレーニングをしても、二の腕がマッチョになってしまうかもしれません。
そしてこれは日常生活にも同様に影響してきます。巻き肩の状態で日常生活を送るということは、二の腕の筋肉をうまく使えない状態で生活するということ。二の腕をたるませ続けるということになってしまうのです。
このようなことから、巻き肩と二の腕のたるみは密接に関係してきますので、二の腕を引き締めたい人は肩の状態をチェックしてみましょう。
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