六本木パーソナルジムで姿勢改善~鏡見てますか?~

いきなりではありますが、皆さんは鏡を見て自分の姿勢を確認することはありますか?

私は学生時代に腰のヘルニアを患いました。当時は何をするにも腰が痛くて大変でしたが、今ではほとんど痛みはありません。手術はしてませんし、特別な治療もしてません。それでも、週に5~6回の全身を鍛えるウェイトトレーニングを行っています。今回の記事はヘルニアを患っても、うまく腰と付き合ってパーソナルトレーナーをやっている私の体験記となります。

ヘルニアを患う

私は高校2年生で腰椎椎間板ヘルニアを患いました。当時腰の痛みを慢性的に感じていた私は、かかりつけの近所の整形外科に行き、この診断を受けました。小中高と合わせて9年間、私はサッカーに精を出していました。それなりに楽しく真剣にやっていたと思います。ヘルニアの原因はそのサッカーと日常生活にあったようです。

当時の私はよく親から「猫背をやめなさい」、「姿勢が悪い」と注意されていました。なんとなく姿勢が悪いことは自覚しつつも、そこまで意識をせずにいた私は日常生活を送り、部活動でサッカーに取り組んでいました。

そんな、姿勢が悪い状態で生活を送っていた結果、腰椎(腰の背骨)がどんどん後ろにまるまる癖がつき、骨と骨の間から椎間板が飛び出し、神経に触れて痛みを感じるようになっていったのです。

何が何だかわからなかった私は、すすめられがままその整形外科の二階にあるリハビリスペースで、言われた通りのリハビリメニューを行いました。ただ、私は2回ほど通ってその整形外科でリハビリをするのをやめてしまいました。理由はいくつかあります。保険が利くとはいえ、高校生の私に使えるお金はわずかなバイト代から捻出しなければならなく、リハビリの優先順位が携帯代や友人との交際費より低かったこと。部活とバイトが忙しく、時間があまり取れなかったこと。なにより、リハビリの内容を理解できておらず、「こんなのやって腰は本当によくなるのだろうか」「この動きは何のためにやっているのだろうか」という思いでもやもやしていたというのが大きかったと思います。(今はパーソナルトレーナーとして、十分にあの頃のリハビリの内容が理解できてますが)

専門学校で身体を理解し始める

ヘルニアを紛らわしながら放置して、フィットネス関係の専門学校に入学した私は、そこでようやく身体の仕組み、腰椎椎間板ヘルニアのことを理解し始めました。そして、これは自分で勉強してリハビリしようと思いいたります。

色んなストレッチやトレーニングを試しました。お尻や胸を伸ばしたり、骨盤を動かすトレーニングや腹筋・背筋のトレーニング、試行錯誤を繰り返しながら3か月ほど自分なりにリハビリをしました。少しづつ症状は改善されていきましたが、なんだか根本には痛みが残っている感じでした。

そんな時、専門学校で同期の生徒に「背中が丸い、シャキッとしろ」と言われたのです。ハッとしました。元々の原因だった『悪い姿勢での日常生活』が治っていなかったのです。原因が取り除かれていないのに、症状が根本的に治るわけがないですよね。

本来効果を出せるはずのリハビリは、対症療法になってしまっていたんです。

鏡を見る

ここでようやく原因にも目を向け始めた私は、日常生活の中で頻繁に鏡を見て、自分の今の姿勢を確認するようになりました。授業中のトレーニング室やスタジオの鏡(フィットネス関係の専門学校なので、校内にトレーニング室やスタジオがあります)、トイレや更衣室の鏡、車や建物の窓、自分の身体が写っているものはとにかく確認して、見るたびに姿勢を正して、理想の姿勢を身体に叩き込みました。リハビリも同時に行っていたため、相乗効果でみるみる姿勢が良くなっていきました。

腰痛を忘れる

そんな日々を半年ほど送っていた時、ふと腰の痛みを忘れていることに気が付きました。そして、鏡を見て自分の姿勢の良さにも同時に気づきました。なにも意識せずともある程度良い姿勢をとれるようになっていたのです。そして、今自分が悪い姿勢をとっているということにも、鏡を見づに気づけるようになりました。

まとめ

長々と書いてきましたが、私が言いたいのは、色々やってみるのも大事ですが、まずは鏡で自分の姿勢をこまめに評価してほしいということです。私もパーソナルトレーナーとして腰痛や肩こり、膝の痛みなどに対して様々なストレッチやトレーニングを指導させていただいていますが、原因が『悪い姿勢の日常生活』にある以上、根本解決とはいかないことがほとんどです。

せっかく貴重な時間とお金、体力を費やしているのですから、ストレッチやトレーニングの効果をより得られるためにも、日常生活の姿勢を鏡を見て確認、改善してみてください。

正直、何よりも安い姿勢改善の近道かと思います。

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