【姿勢】一か所さぼると総崩れ~Joint by Jointという考え方~

私たちの身体は肩や肘、足首や膝など全部で68個の関節があります。この関節たちが、いろんな動きを組み合わせながら様々な動作や姿勢をとります。

今回は、そんな私たちの身体で非常に大切な「Joint by Joint」という考え方をご紹介いたします。

各関節の役割は大きく分けて二つ。モビリティ関節(動き)とスタビリティ関節(安定)があります。この二つは身体に交互に存在しています。

下から少し見てみましょう。

足部(安定)~足首(動き)~膝(安定)~股関節(動き)~腰(安定)~胸(動き)、、、というような感じです。この二つが各々に役割を全うすることによって正常な動作ができるのです。そして、このJoint by Jointがうまく働かなくなることで様々な不調が出てきてしまうのです。特に、動きを得意とするモビリティ関節が動かなくなることで、隣接するスタビリティ関節がその分の動きを背負い込みます。すると、スタビリティ関節は本来と違う役割を余計に担うことになり、疲弊していき、最悪壊れます。

では、不調が出ているところにについても具体的に見てみます。

例えば、腰痛です。

腰はスタビリティ関節です。そして隣接するモビリティ関節は胸と股関節になります。

そうです。胸か股関節、もしくはその両方がモビリティ関節としての役割をさぼってしまっているのです。その結果、余計に腰を反りすぎたり、回しすぎたりして、腰がモビリティ関節としての役割を無理やり担い、副作用として腰痛が出てしまうということです。

まるで、ブラック企業みたいな感じですかね。

本来の仕事を全うしていない人のしりぬぐいを、いつも隣にいる同じ人が担っている結果、その人が壊れてしまう。そして、最も仕事量が多かった人が壊れることで、その会社自体も上手く回らなくなる。

もし身体に不調のある方は、問題がどこにあるのか、再度見直してみてください。本来の原因は患部ではなく、隣接する関節にあるかもしれません

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